
皆さま、こんにちは。
エジプト・リトリート2日目。この日は3月20日、「春分の日」という大きなエネルギーが動く特別な1日でした。
この日、私は自分の中にあった「ある価値観」が心地よく崩れ、そして新しく再構築されるような、不思議な体験をしたのです。
1,日本の誇りと「太陽の船」の復活 大エジプト博物館
まず初めに、大エジプト博物館(GEM)を訪れました。

で迎えてくれたのは、巨大なラムセス大王

ここは日本のJICA(国際協力機構)の多大な援助によって建設された、エジプトの新しいシンボルです。
今や世界中からの観光客で大いに賑わっています。
ガイドさんの話によると、昨日訪れた考古学博物館や国立文明博物館と比べると、こちら(大エジプト博物館)が開館したためか、観光客が少なくなっているそうです。
博物館は広大で、コンペティションで選ばれた中国の設計者2人により設計されました。特に大きな階段が特徴的で、スフィンクスの部屋へ行くには4階建てほどの高さを階段で上ります。

エジプトではエスカレーターがありますが、電力事情の悪い国なので、もしエスカレーターが使えなくなった場合、高齢者にとっては非常に大変(地獄)になるだろうと感じました。
特に感動したのは、吉村作治先生の研究と日本の協力によって移築・復活を遂げた「太陽の船」です。
2018年に見たときは、プレハブのような仮設の建物にあり、どこか寂しげな印象でしたが、今は立派な展示会場で神々しい輝きを放っていました。

日本人の貢献は現地でも深く感謝されており、エジプトでは珍しく「日本人はトイレが無料」という場面も!技術だけでなく、心の交流が形になっていることに、同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。
下の写真は、会場に合ったパネル

今回は、春分の時間にスフィンクスに行かないといけないので、見たのは、太陽の船とツタンカーメン関連のもの
ツタンカーメンの黄金の仮面

ツタンカーメンのお棺


3,「効率」か、それとも「楽しさ」か
そんな素晴らしい博物館のレストランで、少し面白いことがありました。
レストランに並ぶ客

写真は、ランチのポークとチキンと野菜のミックス。

ランチの飲み物を配るスタッフが、端から順番に配れば効率的なのに、あちこちバラバラに配っては大混乱。
思わずガイドさんに「端から配ればいいのに」と伝えると、笑顔でこう返ってきました。
「エジプト人は効率を考えません。楽しくやりたいのです」
この言葉に、私はハッとしました。効率が正義だと思っていた私にとって、それは全く別の次元の「正しさ」だったのです。
4,春分の日の瞑想:スフィンクスとピラミッドの光
夕刻、リトリートのハイライトであるギザの地へ。

スフィンクスの前で皆で瞑想を始めると、太陽が怪しいほどの光を放ち、一瞬で天候が変わるような、凄まじいエネルギーパワーに包まれました。

その後、クフ王のピラミッド内にある「王の間」へ移動。熱気に満ちたその聖域で深く自分と向き合っているとき、魂に直接響くようなメッセージを受け取ったのです。
「私の正義がすべてではない。エジプトにはエジプトの正義がある」
私はもともと、タロットの大アルカナ8番「正義」がソウルカードであり、名前も「律子」。自分でも気づかないうちに「法と正義」「正しさ」に人一倍こだわって生きてきました。
けれど、効率が悪くても笑っている彼らの姿、そして悠久の時を刻むピラミッドは、「正しさの形はひとつではない」と私を優しく解放してくれました。
5. 消えない火に大笑い!シーフード店でのサプライズ
夕食はシーフードで有名なお店に


シーフード料理の数々


エジプトの熱い洗礼のような「消えない火」に、テーブルは大爆笑。
神秘的な体験のあとの、心温まる賑やかな夜となりました。
6,伏線回収:マアトの天秤と、新しい自分
この気づきには、さらに後日談があります
22日に訪れたパピルス店で、私は運命的な1枚の絵に出会いました。それは、死者の心臓と真実の羽根を天秤にかける「正義の女神マアトの裁判(死者の書)」。

私の「律」という名前、そして「正義」のカード。
エジプトの地でこのパピルスを手にすることになったのは、決して偶然ではありません。
「厳格なルールとしての正義」から、魂の真実に基づいた「調和としての正義」へ。
春分の日の瞑想で受け取ったメッセージが、マアトのパピルスを手にした瞬間に、すとんと腑に落ちたのです。
「動かない時計」があってもいい。「効率」よりも「楽しさ」が大事。
厳格なルールとしての正義から、魂の真実に基づいた「調和としての正義」へ。 エジプトの風は、私の中にあった古い境界線を、心地よく溶かしてくれました。
7,旅は続きます
自分の中の古い境界線が溶け、新しいエネルギーで満たされた3月20日。
エジプトの風は、私に「正しさよりも、調和と喜び」を教えてくれました。
この素晴らしいエネルギーを、これからも皆さまにお届けしていきたいと思います。
