
1、なぜ第4回チャリティ―コンサートに参加したのか?
去年に引き続いて、今年も第4回チャリティ―コンサートに主人とともに、参加しました。
主人が主催の浦野弁護士と知り合いだったので、去年の第3回チャリティーコンサートから参加してきました。
あいにくの小雨でしたが、素晴らしい演奏に感動するとともに、アフガニスタン女子学生の支援の輪に参加できた喜びを感じました
2. コンサートの概要と開催の意義について
開催情報
10月17日(木曜日)昨日西池袋の自由学園明日香館でゲーテ弦楽四重奏団による第4回チャリティーコンサートが行われました。
開催の背景
このコンサートは、山形の浦野修平弁護士が、ロイタ―の記事により、【アフガニスタンの女子学生が、タリバンのため女性が修学できなくなっている状況】を知り、NPOフレンドシップ・コンサートさんとゲーテ弦楽四重奏団ともに、奨学金支援のためにおこなっている活動です。

当日会場で配られたプログラムの中に、奨学金を得て、医学部で勉強を続けている女子学生の感謝の手紙がありました。また今年の奨学金を得た女子学生は、勉学の機会を得られないと、結婚させられてしまうという話でした。

今、朝ドラでも「ばけばけ」の主人公のトキが、没落士族の娘で父親の借金のために、学校へ通うことができず、職工として働いているのが描かれていました。
それでも父親の借金の返済におい付かず、遊郭に売られそうになる話でした。
トキが外人であるラフカディオハーンのところへ、女中奉公に上がったのも、そういう背景があったからと思われます。
実は、私はプッチーニの蝶々夫人が大好きなのですが、あの悲劇も混乱期の没落士族の娘の話かなと思っています。
女性はしばしば、生家の経済的事情から、修学の機会が奪われ、女性の性を売買の対象になりがちです。
特に、タリバンは女性の社会進出を認めないので、女子学生支援の社会的意義は高いと思います。
3,素晴らしい会場で、身近で演奏が聴けるすばらしさ
会場の雰囲気
会場は。自由学園明日香館でした。
今回で、4回目のチャリティコンサートですが、第1回目は神楽坂で行われたそうです。
その後、紹介から、今回の会場の自由学園の明日館になったそうです。

自由学園明日香館は、1921羽仁もと子、吉一夫妻が創立した自由学園の校舎として、アメリカの巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により建設されたものです。
彼の様式は、モダニズムの流れを汲むといわれ、幾何学的な装飾と流れるような空間構成が特徴といわれます。

婦人之友社は、自由学園創立の羽仁もと子が、創立したもので、家計簿など、家庭生活を合理的に運営するための雑誌です。

プログラムの感想
今回のプログラムは、前半は、メンデルゾーンの弦楽四重奏曲 第6番 へ単調、ドボルザークの「アメリカ」でした。ドボルザークの「新世界」は有名ですが、「アメリカ」は初めて聞きました。
私は、トランプ大統領が世界で活躍?しているので、「アメリカ」にしたのかと思いましたが、弦楽四重奏曲としては、有名な曲だそうです。
休憩後は、日本の歌メドレーと、タンゴメドレーを演奏されました。
日本の歌メドレーは、懐かしいメロディ―でしたが、特に最後の蘇州夜曲は、本来胡弓で弾かれるメロディをバイオリンで奏でられ美しかったです。
もともと、私は、タンゴが好きなので、タンゴメドレーのアストルピアソラなど素敵でした。
演奏なさったゲーテ弦楽四重奏団は、ウイーンフィルのコンサートマスターを務められたダニエル・ゲーテさんが率いているものですが、チャリティーとして無料で演奏してくださっているそうです。
演奏者から近い席だったので、4人が楽しそうに引いている姿が印象的でした。
会場全体が、素晴らしい演奏に酔いしれるとともに、会場全体がアフガニスタンの女子学生への支援への温かい気持ちであふれている感じがしました。
その他、支援について
コンサートの最後に、浦野弁護士からこれから寒い季節を迎える中、暖房費も節約して勉学に励むというお話もあり、一層の支援をという話しがありました。

玄関先に募金ボックスがおかれており、みんなさん献金されていました。
みなさんからも、熱いご支援をよろしくお願いします。
銀行口座
山形銀行 本店営業部 (普通)3453413
アフガニスタン女子通学支援 代表 浦野修平
(連絡先メールアドレス:shuhei.urano@gmail.com
