スペインタロット巡礼の旅 第2回:聖なる山、モンセラート – 黒いマリアとの神秘的な出会い

前回の記事はこちら

あわせて読みたい
スペインタロット巡礼の旅 第1回:神秘の扉を開く – スペイン巡礼の旅、始まりはバルセロナから 今までも、ブログでお知らせしていましたが、2月5日からヱンカルナ女史とダニエル博士にスペインタロットを学ぶために、バルセロナの山頂のモンセラートに行きます。...

バルセロナでの神秘探訪を終え、いよいよ今回の旅の大きな目的の一つであるモンセラートへと向かいます。
奇岩が連なる聖なる山、そしてそこに祀られる黒いマリア。
一体どんな出会いが待っているのでしょうか?期待と少しの緊張を胸に、バルセロナを後にしました。

モンセラートへの道のり

バルセロナの中心部から鉄道に乗り、約1時間。
車窓から見える景色は、次第に都市の喧騒から離れ、雄大な自然へと変わっていきます。
そして、遠くに見えてきたのは、鋸の歯のようにギザギザとした山々。
モンセラートは、バルセロナの北西にあり、カタルーニャ語でのこぎりで切ったギザギザの山という意味があります。

これがモンセラートです。その独特な景観は、見る者を圧倒します。

麓の駅に到着し、そこからケーブルカーに乗り換えます。
急勾配を登っていくケーブルカーからは、息を呑むような絶景が広がります。
眼下にはカタルーニャの平野が広がり、遠くにはピレネー山脈の雄大な姿を望むことができます。

モンセラート修道院

ケーブルカーを降りると、そこはモンセラート修道院の入り口です。

山の中腹に建てられたこの修道院は、その立地と周囲の景観とが一体となり、独特の神聖な雰囲気を醸し出しています。

修道院の歴史は古く、11世紀に遡ります。
伝説によれば、この山中で聖母マリアの像が発見されたことが、修道院の起源とされています。
上の写真は、2023年の10月に、ヱンカルナ女史&ダニエル博士たちが、山の中のマリア像を見せに連れて行ってくれました。

その後、多くの巡礼者が訪れる聖地となり、カタルーニャ地方の信仰の中心地として重要な役割を果たしてきました。

修道院の内部は、荘厳な雰囲気で満ちています。

美しい装飾が施された教会、歴史的な資料を展示する博物館、そして何よりも、静かで落ち着いた空気が、訪れる人々の心を静めます。

黒いマリアとの出会い

そして、いよいよ黒いマリアとの対面です。
教会の一角に安置された黒いマリア像は、「ラ・モレネータ(黒い乙女)」という愛称で親しまれています。
その名の通り、黒い肌をしたマリア像は、他のマリア像とは異なる、独特の存在感を放っています。

黒いマリアの起源には諸説ありますが、その神秘的な力は古くから信じられてきました。
病気を癒したり、願いを叶えたりするとされ、多くの人々がこの像に祈りを捧げてきました。

私が黒いマリアの前に立った時、言葉では言い表せないほどの感覚に包まれました。
静かで穏やかな、それでいて力強いエネルギーを感じたのです。
長い年月、多くの人々がこの場所で祈りを捧げてきたこと、そして黒いマリアが人々に与えてきた影響を、肌で感じた瞬間でした。

モンセラートの自然

モンセラートは、修道院だけでなく、その自然も魅力の一つです。
奇岩が連なる山々は、独特の景観を作り出し、ハイキングコースも整備されています。
修道院周辺を散策することで、自然の力強さと美しさを感じることができます。

モンセラートは、まさに聖なる山という名にふさわしい場所でした。
黒いマリアとの出会いは、私にとって忘れられない経験となりました。
次回は、この黒いマリアと、タロット・カバラとの関係について、さらに深く掘り下げていきたいと思います。

スペインタロットのモニター募集中!

現在、スペインタロットの鑑定のモニターを募集しています。
感想を書いていただける方はモニター特別価格でご利用いただけます!
詳しくはこちらから

あわせて読みたい
スペインタロットモニター募集中! これまでもスペインタロットのモニター募集をしてきましたが、今回 新メニューが加わってリニューアルしました! 新メニュー「ライフスタイルセラピー」 ライフスタイル...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次