
近々、再びエジプトへ旅立つことになりました。 準備を進めながら見返しているのは、2018年11月の写真たち。あの時、私の魂に刻まれたのは、眩しいほどの「デンデラ・ブルー」でした。
今、中東をめぐる情勢は緊迫しています。
イランや周辺諸国の情勢、そしてエジプトを取り巻く環境。決して「安泰な観光旅行」と言い切れる状況ではないかもしれません。
けれど、だからこそ、私は今ここへ行かなければならないと感じています。
今回の旅のテーマは、「死と再生」です。
2026年3月、再びタロットの修行でこの聖なる地を訪れるのを前に、私の原点ともいえる2018年11月の旅の記録を紐解いてみました。
1、アスワン到着:砂漠の熱気と街の息吹
エジプトの考古学博物館に立ち寄った翌日、私たちは、ルクソール地方を訪れるために、カイロ空港からアスワン空港に到着しました。
写真は、アスワン空港の「Domestic Arrival(国内線到着)」の看板。

一歩外へ出ると、そこには乾いた風と、独特の活気が満ちていました。
アスワンのスーク(市場)では、伝統的なガラベーヤを纏った人々が行き交い、色鮮やかなアフリカン・マスクやエジプトの神々の石像が所狭しと並んでいます。




そんな街を馬車(カレシュ)に揺られて進む時間は、まるで過去へとタイムスリップしていくような感覚でした。

2,ナイル川クルーズ:動く宮殿での優雅な休息
旅の拠点は、ナイル川を滑るように進む「M/S Grand Rose」号。
ルクソールとアスワンを結んでいます。
ここからは遺跡を船で巡っていきます。
白い煙を上げて進むクラシックな外輪船の姿は、まるで時間旅行をしているかのような感じがしました。。

船内の客室は、深いエメラルドグリーンのアクセントが効いた非常に落ち着く空間でした。


朝、ふと窓の外を眺めると、黄金色に染まるナイル川と、シルエットとなって浮かぶモスクのミナレット、そして風をはらんで進むファルーカが。

この静寂と美しさこそ、エジプトが「ナイルの賜物」と呼ばれる理由なのだと実感します。
心もお腹も満たされる瞬間
驚いたのは、エジプトの地でいただいた本格的な和食の朝食です。
炊き立てのご飯とお味噌汁、そして出汁の効いた卵焼き。異国での緊張が、慣れ親しんだ味でふっと解けていくのを感じました。
明るく陽気なボーイさん、とても親切でした。





3,イシス神殿:水上に浮かぶ女神の聖域
今回の旅で最も心に刻まれている場所の一つが、ナイル川に浮かぶフィラエ島にあるイシス神殿です。
フィラエ島には、イシス神がホルス神を生んだとされる聖なる場所として、イシス神殿をはじめ、末期王朝期からローマ支配時代までに建てられた様々な神殿がありました。
水没の危機があったため、隣のアギルキア島に移築されました。

下の写真は。トラヤヌス帝のキオスクです。
14本の柱を持つ屋根のない建物は、ローマ皇帝トラヤヌスが奉納した「キオスク(東屋)」です。
これは神殿の中で最も美しいフォトスポットの一つとして知られています。

ボートで島に近づくと、優美な神殿の全景が姿を現します。
ハトホル女神の微笑み:
神殿の柱には、愛と美を司るハトホル女神の顔が非常に美しく刻まれており、その神聖なエネルギーに包まれるような感覚を覚えました。

四面顔の装飾: この柱は、四方向すべてをハトホルの顔が向いており、聖域のどこにいても女神の守護があることを象徴しています。

精緻なレリーフ: 壁面には、ファラオが神々に供物を捧げる様子や、アンク(生命の象徴)を手にする神々の姿が生き生きと刻まれており、当時の信仰の深さが伺えます。

4,歴史の塗り替え:古代信仰からキリスト教へ
壁面に刻まれた神話の記録
歴史の重なり: 古代のレリーフの上に深く刻まれたコプト十字は、この神殿が辿った数奇な運命を物語っています。古代エジプトのレリーフの中に、後世のキリスト教徒(コプト教徒)が深く刻んだ十字架が確認できます。
この場所が時代を超えて、人々の祈りの場であり続けた証です。


- ファラオと神々の交流: 大きな壁面レリーフは、ファラオがイシス女神などの神々に供物を捧げ、祝福を受ける儀式の様子を伝えています。

破壊の跡: 一部のレリーフでは、神々の顔の部分が削り取られています。
これは初期キリスト教時代、異教の神々を否定するために行われた行為の痕跡です。

エログリフの集積: 下の写真は、柱一面を覆い尽くすヒエログリフを捉えています。これらは単なる装飾ではなく、神殿で行われた儀式の内容や神々の功績を記した「生きた記録」です。

5,聖なる場所での静寂:太陽の祭壇とホルス神
旅の途中、アブ・グラブ(太陽神殿)にある石の祭壇に座り、瞑想する時間を持てたことは大きな宝物です。

砂漠の真ん中、天と地と自分が一つになるような感覚。

また、エドフ神殿で出会った凛々しいホルス神の像は、その力強い眼差しで、迷いを取り払ってくれるような威厳に満ちていました。

6. 天空の記憶、デンデラ・ブルー
ケナの街の喧騒を抜けて辿り着いた、デンデラのハトホル神殿。 見上げた大列柱室の天井には、修復を経て数千年前の輝きを取り戻した「デンデラ・ブルー」が広がっていました。



天空の女神ヌト、そして黄道十二星座。 古代の人々が、どれほど真剣に、そして美しく宇宙のサイクルを読み解いていたのか。
「タロット」を通じて時空の旅を続けている私にとって、この天井画との対話は、自分の原点を確認するような、深く静かな時間でした。
7,2026年、新しい私で、再びあの場所へ
この激動の時代に、エジプトの地で何を感じ、何を「再生」させて帰ってくるのか。
そこで受け取った新鮮なエネルギーは、帰国後の「開運マルシェ」で、皆さまの魂の再生を後押しする力として、たっぷりとお裾分けさせていただきます。
不穏なニュースが流れる今だからこそ、心の中に不動の「青」を持って。 行ってまいります。
ナイルの風を再び感じるその時まで、心を整えて過ごしたいと思います。

具体的な旅の様子は、少し時間を置いてから、あるいは帰国後にゆっくりとお伝えしていこうと思います。 古代の智慧と、現代の日常が交差する場所へ。 静かに行ってまいります。
現地で受け取った新鮮なエネルギーや新しい叡智は、帰国後のイベントで、皆さまにたっぷりとお裾分けさせていただきますね。
帰国後のイベント
帰国後のイベントとして、



